Introduction
目次
引越しシーズン真っ盛りですが、2024年4月1日施行される働き方改革法により、物流ドライバーの年間時間外労働時間が960時間に規制される中でより効率的な業務が求められます。
そのような中で会社としても施策を実行するとは思いますが、今後、更に企業内個人のリスキリングが非常に大切になってきます。
今回のブログでは見積担当者のリスキリングとしてGoogleマップ、Googleマイマップ及びLINEを活用、結果として業務効率アップを実現させます。
働き方改革関連法案の施行が2024年4月に迫ってくる中で、これまで残業前提でなんとか業務を回してきましたが、これまで以上の業務効率向上が求められます。しかし、すでに複数の施策を実施する中でこれ以上、どうしようか、困っています。
GoogleマップとLINEをメンバーと共有して見ませんか?労働時間削減につながるヒントがありそうですよ。Googleマイマップ 、スマホGoogleマップ、そしてLINEという、全て無料のサービスでどれだけ効率化及び改善ができるか、非常に楽しみですね。
見積担当者の仕事
顧客からの問い合わせは見積受付担当者の仕事
この業務は専任の見積受付担当者が行います。
見積受付担当者は顧客から問い合わせがあり、見積担当者が顧客の自宅を訪問するためのアポイント業務及びスケジュール調整が主な仕事になります。
お客様の自宅に訪問する見積担当者はエリア単位で配置されており、Googleマイマップ を利用して、スケジュールを鑑みつつ、アポイント予約を入れていきます。
Googleマイマップ の手順
1.担当エリアレイヤーをセット
2.予約登録レイヤーをセット(1日単位)
3.予約レイヤの項目名(エクセルで作成)
①お客様名称
②住所
③電話番号
④アポイント時間
⑤営業担当
4.マイマップ にインポート。
Googleマイマップの受付画面イメージ
国勢調査(町丁・字データ)のデータインポート方法は下記記事をご覧ください。
問い合わせの受付担当者はGoogleマイマップ で担当エリアのレイヤと予約日のレイヤーを準備して予約を受け付けます。
ある担当エリアの予約が重なり、隣の担当エリアに余裕があれば、隣の担当エリアの見積担当者が応援で対応します。
その予約状況はスマホGoogleマップでも見積担当者は確認出来ます。
そのようにして、見積担当者の訪問スケジュールの予定が埋まっていきます。
訪問し、ヒアリングの上で見積作成
見積担当者は引越しの荷物の量や運搬距離、梱包や作業に必要な人数、トラックの大きさなどを考慮し、引越し料金を見積を行います。
見積には、荷物の種類や数量、運搬ルート、搬入・搬出の状況、作業に必要な時間や人数などが含まれます。
大きなタンスや、タンスの仕様(分解しての運搬が可能か)で、確認が必要な場合は写真を撮り、本部の調整担当者へ、引き継ぎます。
このような連絡はLINEを使います。
画像とテキストを簡単に送信することが出来るので大変便利ですね。
顧客との調整
見積担当者は引越しを検討している顧客からの問い合わせや相談に対応し、適切なアドバイスや提案を行います。また、見積もりの説明や料金交渉など、顧客とのやりとりも担当します。
また、荷造りに必要な段ボールの手配も見積担当者が窓口で対応します。
現場調査
荷物の量や運搬ルート、搬入・搬出の状況などを確認するために、顧客宅やオフィスを訪問し、現場調査を行います。調査には、必要に応じて計測器具や写真撮影なども使われます。
計測器具や写真撮影にてiphoneが使用されることも多くなってきました。
顧客との契約
顧客と見積もり内容について合意が成立した場合には、契約書を作成し、顧客との契約を取り交わします。契約内容には、引越しの日程、料金、作業内容などが含まれます。
以上が、引越し業社の見積担当者の主な業務内容です。見積もり作成には正確な計算と柔軟なアドバイスが求められ、顧客とのコミュニケーション能力も重要です。
まとめ
今回は引越しの見積もり担当者の業務についての記事でしたが、引越しの実作業においてもGoogleマップは活用が出来ます。引越し時のトラックの駐車スペースや交通事故多発して地点の登録など、他にも様々な利用用途があります。
見積もり担当者が行えるリスキリングには以下のようなものがあります。
①住所確認
引っ越し先の住所が正確かどうかを確認することが重要です。住所が正しくない場合、トラックや移動車両が間違った場所に到着する可能性があり、不必要な時間やコストがかかる可能性があります。
②荷物の量の見積もり
担当者は、荷物の量を正確に把握する必要があります。荷物の量が少なすぎると、トラックが空車で移動することになり、運搬費用が増える可能性があります。逆に、荷物の量が多すぎると、トラックが一度に運べる荷物の量を超えてしまうため、複数回の移動が必要になり、コストや時間が増える可能性があります。
③アクセス可能性の確認
担当者は、移動元・移動先の住所のアクセス可能性を確認する必要があります。例えば、エレベーターの使用や狭い通路の通過が必要な場合、運搬作業に必要な時間が増え、追加費用がかかる可能性があります。
④階数の確認
移動元・移動先の階数が担当者に伝えられていないと、運搬作業の難易度や必要な人数が正確に把握できないため、見積もりの精度が低くなる可能性があります。
⑤特殊な品物の確認
特殊な品物(ピアノや大型家具、芸術作品など)が移動される場合は、担当者がその重さ、サイズ、運搬方法などについて把握する必要があります。これにより、適切な運搬方法や必要な人員、時間などを見積もることができます。
以上のような要素を考慮することにより、見積もり担当者は正確な見積もりを提供し、引っ越し作業がスムーズに進むようにすることができます。