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【Googleマップ仕事活用】訪問調査_Googleマップで調査員で詳細業務指示ができる!!

2022年11月6日

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【Googleマップ仕事活用】訪問調査_Googleマップで調査員で詳細業務指示ができる!!

2022年11月6日

昨今、データの重要性が再認識されています。インターネットのクローリング技術の向上が目覚ましいですが調査業務の基本である、訪問調整、人間によるアナログの技術を外すには至っていません。今回は訪問調査においてGoogleMapsの利活用を提案したいと思います。

Introduction

調査業務において、回収率、アンケート精度が高いのは訪問調査です。

なぜなら、訪問調査員が調査対象者にアンケートの主旨を説明して理解を経た上で、アンケートへの協力の依頼を直接お願いしてアンケート回収を行うからです。

要するに手間かかってます笑

しかし、インターネットでWEB調査が一般的で安価でできる時代に訪問調査で事業が成り立つのか?との疑問も多くあると思いますが、工夫により成りたちます。

その方法がアンケート精度と回収率は維持しつつ、コストは抑える3戸飛ばし調査withGoogleマップです。

物理的な量の削減と調査員への適切な指示・運用・管理 をGoogleマップを利用して実現します。

LECオンライン(東京リーガルマインド)

定量調査はインターネットを使用してローコストでアンケート調査をできるようにはなったけど、定性調査ではインターネットでは難しい面があるよね。訪問調査を活用したいけどコスト的に厳しいなぁ。

訪問調査もアンケートの難易度が高く、ヒアリング能力を求められるものもあれば、アンケート内容は単純だけども、アンケート対象者への丁寧な説明と協力への依頼力が求められる場合があり、後者はやり方の工夫により、コスト削減も可能だよ。

訪問調査の現状

訪問調査をローコストで行う手法を紹介するよ

一定の規則に基づいた訪問調査

調査業務には訪問調査のみならず、電話調査、郵便調査、定性調査そして今の時代ならではのインターネット調査等、そのほかにも様々な調査手法があります。

また、訪問調査一つとってもいつくかの手法があります。国の統計調査のような全戸調査からピンポイントの調査まで。その中でその中間をとって一定の規則に基づき、リストアップして実施する訪問調査を今回は紹介します。

調査目的、要件を満たす調査を行い、発注元であるユーザーに提供する訳です。

今回はGoogleマップを使って、一定の規則に基づいた調査方法の手法をご紹介します。

いったい、なぜ訪問調査を行うのでしょうか?電話やインターネット調査ではダメなのでしょうか?

訪問調査の強みは回収率の高いことがまずは挙げられます。調査員が対象者に対して直接、調査内容を説明した上で調査への協力を依頼するため、回答内容の精度が高く、かつ、回収率を高めることができるのです。

私の顧客が行った新たな試み

私がかかわった案件では以下のような訪問調査手法を取り入れていました。

国勢調査のように全戸訪問を行なう調査は調査内容の精度を上げることは出来ますがコストはその分、高くなってしまいます。

精度とコストの兼ね合いから生まれた調査手法として一定の基準に基づき、訪問調査を行う手法です。(この調査手法の名称をわかりません💦ご存じの方がおられたら教えてください。)

具体的には全戸調査のように軒並み訪問ではなく、3軒飛ばし、5軒飛ばしで訪問するようなやり方です。

訪問件数は減りますがその街の傾向はある程度のわかり、一定精度の調査結果を得ることができる調査手法です。

フジトミ

調査員への指示(業務フロー)

・調査票(ヒアリングシート)の説明を行います。
・調査エリアを決めます。
・街区や町丁目単位で調査開始の起点を決めます。
・3軒間隔(基本単位、集合住宅の場合は1棟内での訪問基準)を決めます。
・エビデンスが必要であれば、GPSロガーなどの歩行軌跡を取得できるツールを携行したり、、訪問先の外観写真を撮り、Googleマップの連携機能のメールを使って画像送付します。

事前準備

マイマップで調査対象先をプロットしていきます。

町丁目で調査対象は43件となりました。訪問件数は案件内容により微調整を行います。

スマホGoogleマップ上での画面遷移

Googleマイマップで3軒飛ばしでプロットしていきます。

まとめ

インターネットが普及して調査手法が多様化しても、調査員が訪問の上、調査内容の説明する意義、そして訪問調査にしか出来ない、直接の依頼(協力のお願い)を行い、アンケート回収率を向上させることができることがわかりました。このような訪問調査業務においても無料のGoogleマップ、Googleマイマップ そしてLINEが業務ツールとして役立っています。

このような機能を専用でアプリ開発を行えば、驚愕の費用がかかります。

Googleマップは無料で利用できます。運用管理はしっかり、行う必要はありますがそれは専用アプリ構築を行っても同様です。

これまた、オープンデータの国勢調査のデータも活用できるなどそのフレキシブルさが逆に無料のGoogleマップが上回ります。ぜひ、活用してみてください。

https://www.e-stat.go.jp/

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  • この記事を書いた人

UUM

このブログに訪問頂きありがとうございます。 サイト運営者のUUM(ウーム)です。 私は位置情報(地図活用)を使ったシステムを法人に販売する営業を20年やっていました。 昨今ではChatGPTが出てきて、生成AIが大きく注目されています。 私のブログでは私が経験した法人営業❌Googleマップにプラスして、私自身もリスキリングしながら❌デジタルマーケティングも加味した、記事を書いていきたいと思います。 デジタルマーケティングが主流となる中で最も使いやすいアプリケーションであるGoogleマップを活用した営業ノウハウを皆さんにお届けできればと思っています。 ここでご紹介する記事が皆様の仕事において有益な情報となることを願ってやみません。

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