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目次
不動産業界。。。
もう一段階、掘り下げると、ディベロッパー(不動産開発)、マンション開発、仲介、土地活用、そして今回の主役の不動産管理など、一口に不動産業と言ってもここに挙げただけでも5種類の事業があります。
事業と言ってもその1つ事業で1つの会社となっているケースも珍しくなく、事業規模としてはかなり大規模な事業領域となります。
わかりやすくいうと、マンション開発事業でも三井不動産、住友不動産、及び野村不動産などがマンション事業を主事業として市場に物件を供給しています。
不動産管理業は先に挙げたマンション開発事業会社の関連子会社はほぼ全て〇〇コミュニティという会社名で不動産管理業を行っています。
オリコンから顧客満足度ランキングにておすすめの分譲マンション管理会社を下記にリンクします。
https://life.oricon.co.jp/rank-mansion-maintenance/syutoken/scale/large.html
大手マンションディベロッパーの子会社が多いですが独立系もありますね。
このようにマンション販売はコロナ禍においても好調を維持しており、マンション数増加に伴い、マンション管理業務市場も大手マンションディベロッパー系列から独立系において熾烈な競争が繰り広げられている。
1)情報収集
マンションの管理業務の新規開拓を行うために精度の高いターゲットリストを作成することは重要です。
分譲、賃貸問わず、マンション属性(分譲or賃貸、築年数、世帯数、構造etc)、現在契約中のマンション管理会社、契約更新月、管理組合情報(理事長氏名)等の情報収集を行った上で管理組合に対して1stアプローチとなる企画書提示行いましょう。
2stアプローチとして管理組合メンバーへのプレゼン、そして総会での最終プレゼン→クロージングに
2)新規開拓
ターゲットリスト作成
マンション管理業においても新規開拓営業を重要な柱です。
マンションの管理業務は毎年、契約更新があり、既存の維持、アップセル及び新規開拓営業が欠かせません。
マンション管理業においても新規開拓営業を重要な柱です。
マンションの管理業務は毎年、契約更新があり、既存の維持、アップセル及び新規開拓は営業マンが並行して活動していく必要があります。
その為には既存、新規見込先問わず、顧客との信頼関係構築が重要なファクターです。
営業アプローチ
情報収集部隊が収集した情報を基に営業アプローチを開始します。
営業担当者もターゲットリストの鮮度向上を意識してメンテンナンスを行っていきます。
月間の見込発生目標を立て、達成に向けて営業活動を行います。
管理組合に対して1stアプローチとなる企画書提示行いましょう。キーマン(理事長)との面談を重視していきます。
面談の中でそのマンションの課題や改善策を考察し、繰り返し面談を行う中でその考察結果を含めて継続アプローチを行っていきましょう。
2stアプローチ
管理組合メンバーへのプレゼン、そして総会での最終プレゼン→クロージング(決議)にて選考されます
具体的なアクションにおける既存、見込客及び新規アプローチ方法は下記、記事を参照してみてください。
https://www.mec-c.com/mansion/index.html
修繕業務
マンション管理業務(分譲マンション)において修繕業務は専用部と共用部で扱いが異なります。
共用部については管理組合と調整、専用部は所有者との調整となります。
自身で修繕できるものは予定に組込み、専門業者に依頼すべきものは打診、一度見ないと判断がつかないものは予定に組込みます。
行動予定はGoogleマップを利用して決定していくとオペレーション担当者との共有もスムーズです。
Googleマップの落とし込みは日にち単位で新規レイヤに分けるとわかりやすいと思います。
マンション内業務
マンション内部での業務を洗いだして見ました。
雑多な業務も多いですがこれらのい業務を完璧に行うことでマンションの価値が高まります。
巡回・警備
設備の点検
備品の管理
業者作業の立ち合い
その他調整対応(総会、防犯セキュリティ、管理費滞納者への回収など)
管理組合、所有者及び住民からの多くの要望を受け、そのたびに対策を考え、実施に向けてはメンバー間の合意形成を経て実施という多くのプロセスを取らなければならない業務です。
そのようなマンション管理業務ですが業務内容としてはここに上げ切れていない様々な業務がまだ、たくさんあります。
まとめ
マンション販売も今後、新築と中古では中古の販売比重が高くなっていくとの予想もあります。
マンション管理はその後のマンションの価値を左右する非常に大切な業務となります。
管理の行き届いているマンションはそこに価値が生まれ、マンションは価値が高まります。
理想としてはその価値あるマンションに魅力感じたその価値に見合う住民が集まり、行政サービスとともに街が発展し、更にマンション価値が高まるという、好循環な状態だと思います。
そのことはかなり周知されてきているからこそ、管理組合はマンション管理会社への期待は大きいです。
その期待に応えるべく、マンション管理会社はより、高いレベルのサービス提供を目指し、競争に
打ち勝つために、企業力の向上に努めていかねばなりません。