Introduction
目次
地図って学校では社会で習いましたね。日本地図、世界地図、公共施設、ランドマークなど、地図にはいろいろな情報が載ってますね。
今でも地図というと学校の授業を連想する人も多いかも知れませんね。
私のブログでは地図は地図でも、仕事で活用するという観点で記事を書いてます。
Googleマップでかなり、地図活用が一般的になりました。
飲食店や小売店など、お店で商売されているオーナーが販促利用として活用できるGoogleマイビジネスでは飲食店、小売店などのお店屋さんが、お店の外観、内観、商品の写真を載せたり、メニュー、営業時間、口コミなど、ユーザーを誘導する内容をGoogleマイビジネスではお店の方自身が登録することが出来ます。
※Googleマイビジネスは2022年7月にサービス終了しましたがGoogleマップの機能として同様のサービスは提供されます。
などなど、さまざまな地図を活用したビジネスが存在します。
強いて言えば戦略的な地図活用です。
ということで、今回の記事では上記内容とはちょっと観点が違い、不動産会社や銀行の方が自分の業務にて地図を利活用して、生産性向上を目指すと内容で記事を書いて行きます。
ビジネス戦略を考える上で地図活用は必須だとなってきました。
現在、地図を活用していない人はぜひ、ビジネス戦略として地図を活用してみて下さい。
新たな、ヒントがきっとあると思います。
私は法人営業のマネージャー職です。地図を活用すれば、現状よりも良くなるというのは感覚としてはあるんだけど、具体的にどうすれば良いか?がわからなくて。。。悩んでるんです。
そうですよね。多くの人がそのような感じかも知れませんね。しかし、例えば、顧客リストなどもエクセルなどの表で見るのと、顧客の住所所在地から地図にプロットしてみると、行動が変わってきたりします。例えば、今日のアポの場所を確認すると見込み先の顧客が近くにあるからついでに顔出してみようかなど、行動が変わってきます。その他、地図には多くの活用法があるのでぜひ、下記記事をご覧ください。
不動産業
不動産業界とは
不動産業は最も地図を活用する業界ですね。不動産ディベロッパー、マンション販売、不動産仲介、不動産賃貸、不動産投資そして不動産管理など。。。
商材として土地、建物の取り扱いメインなので、地図との親和性は非常に高いですね。
ただし、同じ地図活用でも利用方法は業務によって、異なりますのでご紹介していきますね。
︎不動産ディベロッパー
狭域の土地から大型ビル、スーパー及び物流倉庫用の大規模用地まで用地仕入れから開発プロジェクトを立ち上げ、建設・販売・管理・運営などが主な業務となります。
さらに大手不動産のディベロッパーの業務では不動産市場の動向や需要の分析を行い、開発すべき不動産資産の選定、開発プランの策定、建築デザインや施工業者の選定、販売・マーケティング戦略の立案、物件の管理・運営など、かなり幅広い役割を担います。
用地仕入れに関する記事を書いていますので見てみてください。
︎マンション販売
マンション販売は新築と中古により、若干、地図の活用方法は異なります。
営業する上で重要なのは顧客から信頼を得るためには面談回数を上げることが重要です。
新築マンションの購入は、顧客にとって重要な決断です。
営業担当は、顧客の立場に立ち、お客様が抱える不安や疑問に対して丁寧に対応することが必要です。
Googleマップを活用してついで営業を遂行して面談回数を増やすことが重要です。
Googleマップに見込顧客の住まいの情報をプロットして、近くに行った際は必ず、立ち寄るなどして、見込顧客に対して、新たなお役立ち情報をインプットすることを心がけ、近くに行った際はフォロー営業を心がけましょう。
ついで営業についての記事を書いていますのでご覧ください。
︎不動産仲介
不動産仲介業務は売り手と買い手をマッチングさせ、仲介手数料を得るビジネスモデルです。
地図を活用した業務を3つ紹介します。
不動産仲介営業の重要な業務の1つが専属媒介契約をとることです。
これは主に土地建物を売りたい人が不動産会社と契約して買い手を探してもらう契約となります。
契約期間は3ヶ月と短いですが契約期間は独占して買い手を見つけることができ、相手との合意があれば契約は更新できます。
そのような不動産仲介業ですが地図を活用する業務としては以下のような、ものがあります。
1.売手を探すためにマンションはポスティングを主要業務の一つです。買手情報の希望物件(最寄駅徒歩○分圏内、築年数、間取り、階数、学校区エリアなど)の内容を鑑み、マッチするマンションを優先してポスティングを実施します。
2.ポスティングに対して問い合わせのあった込み込み顧客に対してGoogleマップを活用して地図上にプロット、訪問結果をGoogleマイマップ に登録していくと、後からスマホGoogleマップで確認して、フォロー営業に活用することが出来ます。
3.営業においては地図を使って、周年物件の売買実績をGoogleマップに落として見込顧客へのプレゼンに使用することが出来ます。
建設業
建設業とは
建設業での地図の活用方法は多岐に渡りますが代表的な使い方をご紹介します。
地図を使用して、建設現場の立地を確認することができます。特に、地形や周辺環境を確認することで、建設に際して必要な機材や資材の運搬ルートを検討することができます。
Googleマップを使用して、建設現場周辺の地盤情報を収集することができます。地質図や地盤調査データなどを確認することで、建設に適した地盤かどうかを判断することができます。
Googleマップを使用して、建設現場周辺の道路や交通インフラ、周辺施設などを確認し、工事計画を作成することができます。また、周辺住民や店舗との調整や、騒音や振動などの環境問題に対処するための対策を考えることもできます。
GPSを搭載したスマートフォンやタブレット端末を使用して、現場の位置情報をリアルタイムで共有することで、施工管理や現場管理を効率化することができます。また、GPSや地図情報を活用して、作業員の安全確保や作業効率の向上にも役立てることができます。
建設物の位置情報や建物の構造図、設備の点検履歴などを地図上に表示し、一元管理することができます。また、Googleマップを使用して、点検やメンテナンスの必要な箇所を特定し、計画的な施設管理を行うことができます。
下記関連記事をご覧ください。
銀行業
銀行業務においても多岐に渡って地図活用ですが代表的な使い方3選を書きます。
法人営業支援
法人ターゲット先をリストGoogleマップへ重畳させます。大口担当やエリア担当など担当割はいく通りかあると思いますが、顧客位置は住所情報から自動プロット出来ます。エリアについても国勢調査の行政界ポリゴンが使えます。
セールスフォース等の営業支援システムを補完するような位置づけで利用すると効果的です。
リテール(個人)営業支援
現在の銀行の金利は絶望的な低金利なので預金は全く魅力が無い運用方法となります。
今や一般的なユーザーでも株はFXへの投資が一般的になってきましたね。
銀行の方もこれまで通り、新規口座開設には力を入れていますがそれ以上に力を入れているのが富裕層向け営業です。
部署的にもプライベートバンキングなる名称で明確に富裕層をターゲットにした営業展開を行なっています。
自行に口座がある顧客で、この顧客住所をGoogleマップ上ににマッピングしてみて下さい。(情報セキュリティ対策はとった上での対応が必須です)
プロットされた地点の建物面積がわかることから年収が高い世田谷区エリアでかつ、面積が大きい戸建てに住んでいる等が確認することができます。
そのような富裕層の顧客には自行の富裕層向けのサーピスプランの紹介を行いましょう。
生命保険会社向けの記事ですが関連性がありますので下記記事をご覧ください。
登記簿謄本ダブり取得を改善!
営業において、ターゲット先の所有する不動産を調査・確認する為に登記簿を取得シーンは多いと思います。
さらに隣の部署の営業マンも異なる営業ルートから前述の同じターゲット先に辿り着き、登記簿謄本を取得するシーンもあったりします。
このように、わかりやすくいうと利益を出している企業とか、富裕層の人とかに、例え、案件の入口は違ってもターゲットに寄っていくケースがあります。気がつかないうちに、同じ地番の登記簿謄本を重複して取得してしまうとダブルコストとなってしまい、大手企業とかではとてつもないコストになるので利用量が多いほど、効果抜群です。
以上、地図活用が効果を挙げる銀行業務3選でした。
登記簿謄本管理の記事を書いていますのでご覧ください。
保険(損害保険)
次に保険会社です。生保は別の記事で紹介していますので今回は損害保険会社を紹介します。
地震等の災害時の保険金査定資料作成
まずは災害時の保険者からの損害保険金請求に対する敏速な対応をが行うための、現地調査業務でGoogleマップが活用が活用できます。航空写真も活用できるので災害前の状況も現地で確認することができるのは大きいです。
修理工場の案内
事故を起こした被保険者からのサポートダイヤルにて近隣の修理工場を案内するにも地図は有効です。修理工場の修理対応範囲等の属性も持つことで、状況に合った、修理工場を案内することが可能です。
リスクマップ
Googleマップを利用して地理的なリスクを評価し、地域ごとのリスク度合いをマッピングすることができます。
あくまでもバックデータが必要とはなりますが、各自治体から出ているハザードマップ等自然災害系のデータや交通事故の多発地域など、リスクが高い地域を特定し、それに基づいて保険料を設定することができます。
また、地図情報を活用することで、地域ごとの需要や市場規模を把握し、保険商品の開発や販売戦略の策定に役立てることもできます。
通信業
通信会社における地図の活用は下記ような業務で有効です。
通信会社における地図活用
・ネットワークの展開計画の策定
通信事業者は、ネットワークを展開する際に、地図を活用してエリアや人口密度、需要の分布などを分析し、適切なエリアに基地局を設置する計画を立てます。
・ネットワークの状況把握
通信事業者は、地図を活用してネットワークの状況を把握します。例えば、エリアごとに通信速度や電波状況を可視化することで、ユーザーにとって快適な通信環境を提供するための改善点を見つけ出すことができます。
・サービスの展開計画の策定
通信事業者は、地図を活用して、どのエリアにどのようなサービスを提供するかを計画します。例えば、エリアごとに需要の高いサービスを提供することで、顧客の獲得や顧客満足度の向上につながります。
・災害時の対応
通信事業者は、地図を活用して、災害発生時の被災状況を把握し、通信インフラの被害状況を可視化することで、迅速かつ効果的な災害対応を行います。
Googleマップの活用
しかし、上記のような基幹業務なので、専用のシステムが構築されているケースが多いです。
Googleマップの活用は基幹システムを補完するような機能が必要なシーンでの活用です。
法人向けソリューション営業
大手キャリアは社内に法人向けのソリューション営業部署を持ち、端末の大量販売を目的としてITベンダーのような営業活動を行っています。
また、中小企業向けに特化したITソリューション営業を専業とする会社を子会社に持っている大手キャリアもあります。
スマホの大画面化で、スマホ向けの業務アプリを構築する企業も増加傾向であり、今後、ますます、注力する事業エリアです。
基地局設置場所の交渉
通信キャリア業務で地図活用で代表的な業務と言っていいのが基地局設置業務です。
今後、5G普及期になると更に基地局の数が必要になる見込みです。
その為に既存のビル、マンションはもちろん、新築ビル・マンションにも基地局設置が必要になります。
下記に関連記事を書いていますのでご覧ください。